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自作のラップに合わせるビートを組み、音の間隔も変えてみたい。音を取り込んで組み合わせる機器、サンプラーのSP-404MKIIの設定には、BPM、QTZ、SHFL RATE……と名前が並びます。
速さを変えるつもりで、どれを回せばいい?
テンポ、つまり演奏の速さを設定するのがBPM。SHFL RATEは、裏拍のタイミングをずらしてリズムを跳ねさせる設定です。 BPMは一分間の拍数を表す単位。裏拍は、たとえば「1と2と」と数えるときの「と」にあたる、拍の間の位置です。
QTZはクォンタイズ、発音するタイミングを指定の間隔へ補正する機能です。ここではRolandのバージョン5用説明書にある、リアルタイム記録、つまり自分でパッドを叩いた演奏をそのまま記録する場面を見ます。手元の本体の版に合う説明書と合わせて読んでね。
同じCTRL 3でも、QTZの選択で設定するものが変わる
公式の記録設定表で、QTZとつまみの関係を見てみよう。
QTZを、指定の間隔にそろえるGRIDにしたとき、CTRL 3つまみで設定するのはSTRENGTH。補正する強さを0〜100%で指定し、100%では指定したタイミングへ補正します。
一方、QTZを、跳ね方を付けるSHUFFLEにしたときに現れるのがSHFL RATE。こちらはマイナス50〜プラス50の範囲で、裏拍をずらす大きさを設定します。0では跳ねません。
あっ、同じつまみでも、先に選んだモードで役割が変わるんですね。
「数字を上げたのに、思っていた変化と違う」となったら、値だけを眺めず、QTZが何になっているかへ戻ろう。STRENGTHの100%とSHFL RATEの数値を、同じものさしで比べないことが手掛かりです。
比べるなら、テンポを同じにして一つの設定から
試すなら、同じ短いパターンを用意し、テンポを保ったままSHFL RATEの値を変えて聴き比べる方法があります。パターンは、繰り返し再生する演奏のまとまりのことです。
使う音まで一緒に取り替えると、跳ね方の違いか、音の違いかを追いにくくなる。まず同じ音で、変える場所を一つに絞ってみよう。これは比べ方の提案で、どの数値がラップに必ず合うと決めるものではありません。
本体の機能や掲載内容を調べたい場合は、Rolandの製品紹介も入口になります。
旧機種のSP-404AやSX、ケースなどを付けたセットもあるため、商品名と付属品を見てください。
次に設定を開いたら、速さはBPM、跳ね方はSHFL RATE、そしてその前にQTZ。名前の多さに押されず、今変えたいのがどれかを一つ選んで聴いてみよう。