自分で録った音からラップのビートを作りたい!SP-404MKIIで、短い素材の取り込み・切り分け・並べ方を一緒に考える入門ガイド

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自分のラップへ、伴奏も付けてみたい。でも、いきなりドラムもベースも全部作るとなると、何から手を付けよう。

手拍子の録音が一つある。紙をめくる音も録れる。こういう短い音を、自分で並べて鳴らせたら面白そうだよね!

その入口になる道具がサンプラー。ここではローランドのSP-404MKIIを例に、自分で録った短い音を取り込み、必要な区間を選んで、パッドで鳴らす準備を考えていくよ。

最初から一曲の完成まで広げなくて大丈夫。今日の目標は、二つか三つの自作の音で、短い繰り返しを一つ作ること。ラップを録音するためのマイク選びとは別に、声を乗せる土台を自分で組むお話だよ。

この記事は実機の使用感や音質レビューではないよ。メーカーの製品情報とVersion 5.50のリファレンス・マニュアルを確認し、公式の操作と、練習用に提案する音の組み合わせを分けて説明するね。

目次

最初の素材は、自分で録った二つか三つの音にしよう

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サンプラーは、録音した音を扱う道具。SP-404MKIIでは、サンプルをパッドへ割り当てて再生したり、複数のサンプルを使ってパターンを作ったりできるよ。

メーカーの説明では、サンプルは録音した音声にループ設定などをまとめたデータ、パターンはサンプルの再生順を記録したデータとして分けられている。名前が似ていても、素材の音と、音をどう鳴らすかの記録は別なんだ。

ここは最初に分けて覚えたい。手拍子の音そのものが一つある。それをいつ鳴らすかは、あとで決める。音を増やす前に、この二つの仕事を分けると考えやすくなるよ。

練習の素材には、自分で録った手拍子、紙をめくる音、自分の短い声などを候補にしてみよう。ここでは、他人の楽曲や演奏、会話が入っていない、自作の録音を使う想定だよ。既存曲から録れば何でも自由に公開できる、という案内ではないんだ。

素材はたくさんなくてもいい。長く残る音と、短く切れる音を一つずつ選ぶ。どの音を使うかは自分の録音を聞いて決めよう。手拍子なら必ずこの音色になる、という決まった結果があるわけではないよ。

一つのファイルへ二つの音を録った場合も、あとで区間を分けて使える。反対に、すでに一つずつ分けたファイルなら、無理に分割の作業を増やさなくてもいい。今手元にある音の状態から、必要な操作を選ぼう。

まず、元の録音はパソコン側に残しておきたい。使う部分を選び直したくなったとき、取り込み前の素材へ戻れるからね。ファイル名には、何の音か分かる名前を付け、似た名前の試し録音と区別しよう。

たとえば自作の手拍子を数回録ったなら、一つ目、二つ目という番号だけでなく、録音した日や、どのテイクを使うつもりかもメモに残せる。これはSP-404MKIIの機能の説明ではなく、自分が素材を探すための整理方法だよ。

そして、一度聞いてみよう。最初の音が始まる前に無音が長いかな。最後の余韻を残したいかな。二つの音の間に区切りがあるかな。ここまで分かると、次の編集で何をしたいかが見えてくる。

素材を集める時間にも楽しみはあるよね。でも今日は候補を二つか三つに絞ろう。音を選んで、鳴らすところまで進むための小さな一組。まずそれができたら、あとから足していけるよ。

パソコンの再生音を取り込むなら、音の行き先から確かめよう

SP-404MKIIのUSB接続と付属品を楽天市場で見る

SP-404MKIIには、USB経由でパソコンなどから音声を入力する機能がある。今回はパソコンで自作の録音を再生し、その音をサンプリングする流れで考えてみよう。

音声ファイルをコピーして入れる操作と、再生された音を録音する操作は別。ここで説明するのは後者だよ。手元のファイルを再生し、SP-404MKIIへ届く音を録る。

公式マニュアルでは、USBで接続したあと、パソコンの音声出力先をSP-404MKIIへ設定し、本体のEXT SOURCEを有効にして入力する流れが案内されている。パソコンが再生音をどこへ送る設定になっているか、最初に確かめよう。

USBケーブルをつないだだけで、音声の出力先まで自動で思い通りになっていると考えなくていい。パソコンのスピーカーへ出しているのか、別の機器へ送っているのか。本体へ取り込む前に、この行き先を一つ確認するんだ。

OSの設定画面の名称や配置は変わることがあるので、自分の環境に合う公式案内も見てね。説明書の画面名が手元と違っても、知らない設定を次々変えるのではなく、音声出力先を確認する目的へ戻ろう。

電源の条件も別に確認する。メーカーはACアダプター、USBバス電源、対応する単3電池による駆動を案内しているけれど、USBの穴があるだけで、どの機器でも同じ条件で給電できるわけではないよ。USB給電には電流の条件があるので、接続する環境を説明書で確認してね。

最初の試し録音では、ほかの曲や動画を同時に再生しないようにして、自作の素材が本体へ届いているか確かめたい。通知などの別の音が混ざっていないかも、録ったあとに聞き直そう。

サンプリングの操作は、まずRECで録音先を選ぶ状態に入る。サンプルのない空パッドが赤く点滅するので、その空パッドを録音先として選び、RECで開始する。終了は録音先のパッド、またはRECを押すと、サンプルがパッドへ保存されると公式マニュアルにあるよ。

その前に入力する音量を調整する。録音の設定で、外部から入る音量と、あとから自分が聞く音量を混ぜないようにしよう。聞こえづらいからといって、すべての音量を一緒に上げず、どの段階の音を変えたいかを確かめる。

ここでいきなり長い録音にしなくてもいい。まず短い素材を一つ取り込んで、パッドを押したら目的の音が再生されるところまで確認しよう。音が来た! と分かったら、次の区間選びへ進めるね。

先頭と末尾を選び、二つの音を別のパッドへ分けてみよう

波形編集とパッド割り当てを行えるSP-404MKIIを楽天市場で確認する

録った音の前に、待っていた時間が入っている。パッドを押してから音が出るまで、間が空いてしまう。そんな場合は、再生する区間を選ぶ作業が入口になるよ。

SP-404MKIIのSTART/ENDでは、再生の始まりと終わりを設定できる。公式マニュアルでは、START/ENDを開いて対象のサンプルを選び、CTRL 1で始まり、CTRL 3で終わりを調整する操作が示されている。

先頭の無音を減らしたいのか、最後の余韻を残したいのか。まず目的を一つ決めよう。全部を短くすればよい、と急がず、自分の録音を聞いて選ぶんだ。

手拍子なら、鳴り始めだけでなく、そのあとに続く響きも音の一部だよね。紙をめくる音なら、一瞬の音だけ使うのか、続く音まで残すのかで、使う素材が変わる。聞いていない音に、ちょうどよい長さを数字で決め付けなくていいよ。

波形は位置を探す手掛かりになるけれど、目で大きい部分だけ残すことを目標にしないでね。再生して、自分が欲しかった音の始まりや終わりが残っているかを確かめる。画面と音を往復する作業にしよう。

一つの録音に二つの音が入っていて、別々に鳴らしたい場合は、分割する位置へマーカーを置き、CHOPで別のパッドへ割り当てる方法がある。

マーカーの操作は、対象のサンプルを選び、SHIFTを押しながらSTART/ENDを開く。波形上の位置を選んでMARKを押し、分割の印を付ける流れだよ。印の位置を決めたら、各区間を試聴して、音の境目が思ったところにあるか確認しよう。

その後の割り当てでは、マニュアルのASSIGN TO PADを使う。ここで重要なのは、すでに音があるパッドを選ぶと、その音が上書きされること。最初は空いているパッドを使い、今ある音を消す選び方になっていないか確かめたい。

公式説明では、この割り当て画面の空パッドは黄点滅し、選ぶと緑に点灯する。録音先を選ぶときの赤点滅とは、操作の場面が違うんだね。色だけを記憶するより、今は録音先を選ぶのか、分割した音を置く先を選ぶのかを一緒に覚えよう。

割り当て先を選んだだけでは、最後の確定まで終わっていない場合がある。ASSIGN TO PADの操作は、マニュアルの最後の確定まで確認してね。途中で画面を離れて、できたつもりにならないようにしたい。

パッドへ置けたら、一つずつ押してみよう。右の音、左の音、と場所を覚えるのではなく、どのパッドで何が鳴るかを短いメモにする。元の素材と分けた素材の場所が分かると、次に並べる作業へ進みやすくなるよ。

音を足す前に、一小節の空きへ何を置くか決めよう

SP-404MKIIのパターン・シーケンサーを楽天市場で確認する

素材が別々のパッドで鳴らせるようになったら、いよいよ並べてみよう。ここで音を増やしたくなるけれど、最初は二つの音で試してみたい。

たとえば4分の4拍子、一小節、BPM80という短い練習の条件を置く。これはラップの標準テンポを示すものではなく、試す内容を一つに決めるための設定例だよ。

一拍目に音A、三拍目に音B。その間と最後は空けてみる。まず、この少ない組み合わせを繰り返したらどう聞こえるか確かめよう。AとBは自分の録った音の呼び名で、どの音が正解という指定ではないよ。

練習の案 一拍目 二拍目 三拍目 四拍目
最初の一組 音A 空ける 音B 空ける
一か所だけ変える 音A 空ける 音B 音Aを足す

最初の一組を聞いてから、四拍目へAを一つ足す。速さや素材を同時に変えず、足した場所だけで比べると、どの変更が気になったのかを言葉にしやすくなる。

公式マニュアルのReal-time RECでは、PATTERN SELECTからRECへ進み、パターンのない空パッドを記録先として選ぶ。記録方法をReal-Timeにし、BPM、LENGTHなどの条件を設定してから、RECで記録する流れだよ。

拍子の設定も確認しよう。4分の4拍子で試すなら、その設定へ合わせる。小節の長さとテンポを、ただ似た数字だからと混ぜないようにする。BPM80は速さ、LENGTHの1は一小節という長さの条件だよ。

クォンタイズは、鳴らすタイミングを設定した間隔へ補正する機能。オンにしたら自分の演奏がどう記録されるかが変わるので、設定をメモしてから試そう。補正を強くすれば何でも良い演奏になる、と考える必要はないよ。

最初は、自分の叩いたタイミングを聞きたいのか、間隔をそろえた状態で配置を比べたいのかを選ぶ。その目的に合わせて、説明書のQTZ設定を確認しよう。よく分からなければ一度の比較で同じ設定を保ち、変更した回を別に残したい。

記録は設定した長さで繰り返され、別の音を重ねて入力できる。だから、同じ周回で毎回AとBを足し続ける前に、いま記録中なのか、記録せず聞いているのかを確認してね。

Real-time RECではRECで記録とリハーサルを切り替えられる。リハーサル中はパターンが鳴っていても記録されないという公式の説明がある。まず一組を記録したら、聞くための時間へ切り替えて、次に何を足すか考える使い方もできるんだ。

一小節ができたら、その上で自分の短い言葉を声にしてみよう。ここで曲の録音まで完成させなくてもいい。言葉を入れたい場所へ音が重なるかな。空けた拍が話す場所になるかな。伴奏を作ったあとで、声のために変えたいところが見えるかもしれないね。

保存した場所を残して、次回は一つの変更から続けよう

SP-404MKIIの型番と購入条件を楽天市場で確かめる

音が鳴ったとき、あ、できた! ってなるよね。ここで一息。でも、次に同じところから続けられる準備もしておこう。

公式マニュアルでは、Real-time RECの終了時にEXITを一回押すと記録が終わり、パターンが自動でパッドへ保存される。二回目でパターンの再生が止まると説明されているよ。保存と停止の段階を分けて確認したい。

そのあと、どのプロジェクト、バンク、パッドに素材とパターンがあるかを記録しておこう。次に電源を入れたとき、目的の音を探すところで迷わないためのメモだよ。

メモには、元の録音の名前、使った区間、テンポ、拍子、長さ、クォンタイズの条件を残せる。全部を長文にしなくてもいい。Aをどこへ置いたか、次はどの一か所を変えたいか。この二つも、再開の手掛かりになる。

本体に保存できたことと、本体とは別にバックアップを残したことも分けて考えよう。SP-404MKIIにはSDカードへ本体データをバックアップする機能がある。カードは別途用意するもので、対応する種類や使い方はマニュアルで確認してね。

同じバックアップ番号へ保存すると、既存のバックアップを上書きする確認が出ると公式説明にある。大事な記録がある番号へ、内容を確かめず保存しない。残したい回を選んで、バックアップ先も確認しておこう。

購入を考えるなら、今回の型番はSP-404MKII、楽天で確認した商品のJANコードは4957054517793だよ。旧SP-404や別モデルの説明を、名前が似ているから同じ機能として混ぜないでね。

製品情報には、音源を録音して編集する機能、パターン・シーケンサー、ヘッドホン端子などが案内されている。一方、機器を買っただけで自分の好きなビートが自動完成するという意味ではない。音を選び、聞いて変える作業も含めて楽しみたいかを考えよう。

確認したメーカーの製品情報と、Version 5.50の公式マニュアルを、手元のシステム・バージョンと合わせて参照してね。価格、付属品、送料、納期は購入する店で確認しよう。

今日は、二つの音が鳴る一小節があればいい。次は最後の拍へ一つ足すか、音Bの終わりを少し見直すか。自分が気になった一か所から続けられるよ。

自分で録った音が、押した順番で伴奏の形になる。そこへ自分の言葉を置いてみる。わあ、それ、試してみたくなるね! まずは小さな一組を残して、次の音を自分で選んでいこう。

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この記事を書いた人

日本語ラップの楽曲やアーティスト、シーンを取り巻く文化について記録しています。

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